自分が実際にプレゼンする場面を目に浮かべながら、ライブ感覚で読み進められる本を目指して書いたものです。
もちろん「相手をその気にさせるテクニック」についてまとめていますが、同時に、自分自身がその気になるプレゼン、自分の人生がひらけていくプレゼンという観点にスポットライトを当てています。
自分の伝えたいものは何か、自分とは何なのか、自分の目指すもの、やりたいことを追求する意味は何か、人間同士のコミュニケーションはどうあるべきか……。これらの問いに答えを持つことが、じつはいいプレゼンの前提になるという真実を押さえたつもりです。
本書の構成の柱になっている「大人のプレゼン10か条」は、これまで多くのビジネスパーソンのプレゼン能力を短期間で高めることに貢献してきました。
一人の大人として、自分を生かして、関わり合うべき人たちと響きあいながら、どうやって未来をひらいていくか。
人生でも仕事でも恋愛でも、私たちが直面するこの大テーマの答えを本書から拾い出していただければ幸いです。
本書にはカラーのビジュアルが入っています。表紙は、ずっとそばに置いても邪魔にならない、けれどオシャレな大人のデザインとなっています。