Publication出版物

よい世の中

書籍概要

よい世の中
ジョン・ケネス・ガルブレイス 著
堺屋太一 監訳
佐々木直彦/佐々木純子 訳
日本能率協会マネジメントセンター
ISBN: 4-8207-1333-7

「不確実性の時代」「バブルの経済学」などで知られる経済学者ガルブレイスが、日本をはじめ、世界に向けて発信したメッセージです。
どのような社会が人々を幸福にするのか。
その「鍵」は、「すべての人々が実質的に参加できる真の民主主義体制」をつくること、恵まれた人々が、恵まれない人々に対して思いやりのある行動をとること。これが地球全体を見渡す視野を持って行われることだと、ガルブレイスは説きます。
"The Good Society;The Human Agenda," by John Kenneth Galbraith 1998. 6

(うちわ話)
ガルブレイスの英語は、昔から難しいと言われている(年々さらに難しくなっているという説もある)のですが、正直言って、やっぱり難しかったですね。90歳を超えた碩学の言葉には、含蓄があります。かつて、日本のある雑誌社の記者が、ガルブレイスにインタビューするために渡米し、「電子ネットワーク社会でいちばん大事なことは何でしょうか?」と質問したところ、「人と会うことです」の一言で終わってしまい、記事にならなかったという話を聞いたことがありますが、考えてみれば、ガルブレイスの言うとおりになっているなあと、この頃しみじみ思います。