混乱したアタマをクールに整理したい、上司を説得できる提案書をつくりたい、うまくいかない人間関係をなんとかしたい。こんなとき、最も必要なものはなんだと思いますか?
それは、「良い思考」です。良い思考とは『ロジカル(論理的)かつ、魅力的でワクワクしてくる思考』です。 ロジカルであるとは、なぜそう考えたのか、裏づけがしっかりしているということです。ぐちゃぐちゃだった頭の中が整理され自信が持てます。人にも納得してもらえます。
魅力的でワクワクしてくるというのは、問題解決の視点に独創性があったり、目指す未来像が魅力的だったり、そこに至る方法がワクワクしてきたりするものだということです。ですから、自分自身はもとより、周囲の人をその気にさせて巻き込むことができます。未来が拓けるイメージが湧いてきます。
良い思考は、問題解決と夢実現を可能にする最大の鍵です。そして、どんなときでも良い思考を生みだせるノートを「考えるノート」と名付けました。
実際に、デジタルハリウッド大学大学院の授業で「考えるノート」を演習に取り入れたところ、思考の整理や未来を構想するスピードがあがったり、自分を伝えて相手に理解してもらうために役立ったりと、多くの効果を生みだしています。
本書では、どんなときでも「良い思考」を生み出せるノートの使い方をお伝えしています。どんなに混乱していても、一冊のノートで、あなたの答えが見えてきます。自然に、あなたをコンサルタント、あるいはプロデューサーにしてしまうこの方法を、ぜひ試してみてください。