コンサルタントの事件簿

不安の大部分は気にしなくてもいい

不安は、正体がつかみきれないときほど膨らんでいく。長く引きずる。 人間だれでも、自分に都合の悪いこと、恐ろしいことは考えたくない。そういう心理が働くから、無意識のうちに問題をあいまいにして解決を保留にする。 そうして結局、いつまでも不安をダラダラと抱え続けてしまう。 逆に自分の何がどのように不安なのか、不安に思う必要があるのかどうかを把握すれば、それだけで不安は減る。 不安の正体が明確になって、これは何かしなくてはまずいと認識されれば、 […]

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転ぶことだってありがたい

転んだら痛いから、できるだけ転ばないように歩いてきたけれど、それでも転んでしまう。人はみな転ぶのだ。 転ぶとみっともないし、情けない。 私も、何度も転んできた。いまだに、ときどき転んでいる。転びたくはないけれど、自分の力を超えたことをやろうとがんばるときは、転びやすくなる。それから、自分が自分で見えていないときも転びやすい。ときどき、なんで転んだのかわからなくて転ぶこともある。 でも、そのおかげで、わかったことはたくさんある。 転んだお […]

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会社での肩書きを外してみる

最近は副業を許す企業が増えている。これは、会社が定年まで社員に職を保証できないことになったあらわれでもあるが、もうひとつの理由がある。 それは、「副業で稼げるくらいの力のある社員に仕事をしてもらわないと他社に勝てない」という現実である。 もちろん、業務に差し障りがある副業、競合に情報が流れかねないようなもの、倫理的に問題があることはまずい。 しかし、副業が日々の業務にプラスになる場合もある。 副業というのは、個人が事業主としてクライアン […]

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人間関係は両刃の剣

不安の根元に人間関係があることは多い。 できることなら、自分が関係する人とは、すべてうまくやりたいと、だれでも思うだろう。私もそうしたい。だが、これがなかなかそうはいかないのだ。 人間関係のトラブルがまったくない人はいない。 これは、相手のある話だからである。 人間関係はストレスの素だ。相手の出方によっては、自分の立場が危うくなることもある。いやな思いをすることもある。 意見が合わない。お互い理解できない。不信感がある。生理的に合わない […]

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未来を探るために錨をおろす

キャリア・アンカーとは、個人が生涯追究していく自分の才能と動機と価値の型である。(エドガー・H・シャイン) 自分が人生においてやっていこうとする行動、計画、選択などは、生まれてから現在までの間に自分の中に形成された基本的なものに影響される。それを、シャインはキャリア・アンカーと呼んだ。 キャリア・アンカーは、「自分に何ができるか」「変わることのない自分の基本的な志向は何か」「自分にとって価値のあることは何か」という、自分のコアにあるもの […]

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一貫したコンセプトの申し子

「昔の夢は諦めちゃったからなぁ」という人は多いだろう。 しかし、いまやっていることが、昔の夢と違っているとしても、過去と現在でつながっている部分はだれにでもある。 キャリアビジョンを描くワークプログラムをやってみても、ほとんどすべての人が、客観的に納得できる「いま自分がやりたいと思っていることにつながる自分の原点」を自分の歴史の中に探すことができる。 たとえば、子どもの頃、サンダーバードが好きで、テレビを夢中になってみて、プラモデルをす […]

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コミュニケーション軸か、技術軸か

自分の得意なことを生かして仕事を続けられる人ほど、ストレスも不安も少ない。だが、だれにでも、得意を生かすだけではうまくいかないときがくる。 たとえば、発想力や独自の技術力を磨いて、組織の中でキャリアを積み、周囲から認められた人がプロジェクトリーダーに任命されたとき、まったく違う意識と能力が要求されることになる。 人をどう集め、その気にさせて動かすか。メンバーが気分よく力を出せる環境をどうやって創るか。メンバー間でトラブルが起きたときどう […]

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オンリーワンな勉強

だれにでも自分独自の重要な物語があるといったが、同じように、だれにでも自分にしかできない勉強をするチャンスがある。 自分の仕事の現場、あるいは自分で開拓したフィールドから学べることは非常に多い。 ところが、これを勉強と思うか、ただ金を稼ぐためにやっている労働だと考えるかの違いが、ものすごく大きな違いになってくる。 現場での実体験の中で自分の身についた能力が何なのか、自分で整理できた人は強い。プロジェクトを提案するときでも、転職するときで […]

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自分の物語を忘れるな

決断を下さなくてはならないとき、自分のポリシーをもっている人は強い。何かアクシデントが起きてもぶれずに済む。いつも「よって立つもの」があるから、不安に陥りにくい。それは、周囲にいる人の心をも安定させる。 ポリシーのしっかりした人、しっかりしていない人の違いは何か。 それは、どれだけ自分のした重要な体験に意味をつけて整理して、その体験を自分の中で再認識してきたか。また、それを人に話してきたかどうかの違いである。 様々な人に自分の体験を話し […]

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不思議な相性を大事にする

電話をして、相手が不在のとき、却って「この人とは縁があるな」と感じることがある。 電話をするのは、その日に電話する約束があったからだったり、相手から電話をもらったが不在で、折り返し電話しなくてはいけないときだ。 しかし、電話をかけなくてはいけないのだが、心のどこかで、いまはその人と話したくないな、と思うときがある。約束通り仕事が進んでいないとき、明日まで待ってもらったほうが、予定もはっきりして、スッキリした気分で自信をもって前向きの話が […]

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プロデュース能力が活路を拓く

だれでも、一番リスクの少ない選択をしたいと思う。そのために必要な情報をたくさん集め、できるだけ合理的で、だれもが賛成してくれるような選択肢を選びたいと考えがちだ。 じつは、この一見まっとうな考え方が、不安を増幅していることに気づいていない人は多い。ここにリスク管理の逆説がある。 いまの時代は、いくつかの選択肢の中から自分がいいと思うものをじっくり選ぼう、という姿勢でいると行き詰まる。選択肢が急に減ってしまったり、これを選べば、この先ずっ […]

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2020は V で行こう! 不安をとりさり希望をつくり直そう

あけましておめでとうございます。 令和2年 いきなりだが、 ことしは、V で行こうと思う。 Vとは・・・ 自国開催のオリンピックイヤー だから、Victory これが一つ。 ムードとして、はずせないだろう。 弊社(メディアフォーラム)としては、 Visionary People, Visionary Society を目指して、活動していく。 この、Visionary のV これが一つ。 そして、もう一つある。 いま、とても気になってい […]

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