自分の蝶を放て!

人生は何のためにあるのか?

人間のもっとも大きな飢えは「人生が何のためにあるのか」という答えが見つからないことだ。(チャールズ・ハンディ) この答えを見つけるためには、二つのことを知る必要がある。ひとつは、自分らしくある(生きる)ということがどういうことであるか。もうひとつは、社会のために(広い意味での社会のためであれ、特定の隣人のためであれ)自分がどういう役割を果たすことができるかである。 ビジネスパーソンにとっては、「自分は何のために、どのような仕事をしていけ […]

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キャリアアップのチャンスをつかむためにやっておきたいこと

いま、組織の変革は個人のキャリア創造に役立つものでなくては受け入れられなくなっている。その理由は、一生同じ会社に勤めるという基本モデルが崩れたからである。ひとつの会社に勤めつづけるという前提でものを考えようとはしないビジネスパーソンは増えている。それは人材流動化が起きにくいとされてきた不況のときでも変わらない。なぜなら、不況のときほどリストラが行われやすいし、吸収合併や再編が起こりうる。最悪の場合は倒産もある。企業の業績が好調のときです […]

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自分がやりたい仕事を創造する秘訣

プロジェクトには、発案者の個人的な目標が見え隠れしていることが少なくない。プロジェクトを通して自分がどんな能力を磨きたいか、どう自分を変えたいか、何を体験したいか、成果をあげることで自分自身がどういうアドバンテージを獲得したいか。こういう自己変革やキャリア創造を意識した目標もあれば、昔からの夢を実現させたいとか、自分の体験をもとに「どうしても社会のこういう部分を変えたい」という思いを実現させるためという場合もある。もっと泥臭く、プロジェ […]

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プロフェッショナルに求められる意外な要素

人間というものは、相手にプロフェッショナリティを求めるときに、単にロジカルで技術的な能力のみを求めるのではない。相手がたしかな価値提供をしてくれるかどうかはもちろん気になるが、相手が人間的にどんな人かということも気になる。自分がこれからかかわろうとしている相手が、できることなら人間的にも素晴らしい人であって欲しいと心の中で願っていない人はいないといっていい。現実的にはそこまで望めないと思っても、なんらかの心が通じ合う要素は欲しいと思うも […]

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「やりたい気持ち」を持ち続けるために必要な7つの問い

一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えることそれがプロデュースである。もっとも自分らしい仕事を自分の手で生みだし、その仕事によって、自分と関係する人々、あるいは広く社会に対して価値あるものを提供する。そして、同時に、自分自身の人生、キャリアを切り拓いていく。こうした生き方を実現することは、周辺世界と響きあいながらプロフェッショナルになろうと志向する人々にとって最大のテーマであり、夢である。専門性を磨 […]

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ブレークスルーするためにあなたは何をすべきか

ビジネスパーソンが壁を越えるとき、あるいは脱皮するときのパターンを、「技術・企画レベルの高度化」と「コミュニケーションレベルの高度化」の二つの軸をとって、キャリアの発展構造から考えてみることができる。人は誰でも技術・企画志向とコミュニケーション志向のどちらかを持っている。二つを併せもっている人が多いが、おおむねどちらかの志向が強い。職種によって、かなりどちらかに重点があると思われるものもある。代表的なところでいえば、営業マンはコミュニケ […]

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いい聴き手になるために必要なこと

プレゼンは一方的なものではない。もともとプレゼンは、相手の協力のもとに、ある目的を果たすためのコミュニケーションだと考えたほうがいい。 だれでも、自分の情報を聴き出そうとしてやってきた相手がいれば、その相手がどんな人間かを気にする。そして、なぜそういう情報を知りたいのかを知りたい。相手の考え方やスタンスに共感できる程度によって、自分の話すスタンスを決めようという心理が働く。だからこそ、聴きだすためには自分自身のプレゼンが重要なのである。 […]

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まずは自分を肯定すること。

プロデュースは、自分の感情や直感、ひらめきを積極的に肯定して構想を進めていくものである。自分を肯定し、自分がやりたいことを追求する。自分を生かしてできること、自分が納得できること、自分が楽しいと思い、喜びを感じられることをイメージする。それを自分だけでなく周囲にとっての価値に転換する方法を考える。このことが重要なのである。ロジカルに考えるのは望ましいし、人を説得するために役立つ参考データが豊富にあるのも、もちろん望ましい。だが、それが思 […]

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やるか、やらないか。どっちを選ぶ?

プロデュースにはリスクがともなうように思われる。それは、その通りである。やってみなければどうなるか、はっきりわからない部分を残したままスタートするのがプロデュースであるから、リスクがあるのは当然なのだ。できるだけリスクを冒したくないという観点から、集団で合意がとれるような確実で安心な方法を最優先で選択することが、結局ベストなのだと考える人は少なくないだろう。しかし、何かをやってみようというアイディアがあるとき、あるいは、どうしても何かを […]

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テーマを持って生きることで思わぬ未来が開けた話

自分のテーマをもって生きるのは気持ちがいいことだ。いまの社会は、ものすごい量の情報が飛び交っている。けれど、自分が追いかけたいテーマがあると、それが切り口になって、情報が取捨選択される。頭の中もスッキリ整理される。自分のテーマについて、こんなことをやりたいのだと人に話す機会が多ければ、必ず、いい情報をくれる人が出てくる。人脈もできる。そうして、知らず知らずのうちに、自分の世界が自分の周りに広がっていくのだ。毎日、東京都心にある会社に通勤 […]

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ビジョンは未来予想図

ビジョンは、迷った自分を救ってくれる。どんな方向に向かって進めばいいのかという明確なメッセージが、ビジョンにはあるからだ。ビジョンとは、「現場からは飛躍しているが実現を信じることができる魅力的な未来像」をいう。ビジョンのゴールイメージは明確だが、そこに到るプロセスはファジーでかまわない。途中でどんな道をたどってゴールにたどりついてもいい。明確なビジョンを描いている人は、回り道を楽しめる。一見、やりたいこととずれたことをやらなくてはいけな […]

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人をその気にさせ、行動させるために必要なこと

プロデュースのはじめには構想がある。構想とは、実現までのストーリーである。実現したいことを描き、実現の方法を考え、実現への手順を組み立てることで、ストーリーはできあがる。この場合のストーリーは現在から未来へ向かってのストーリーであって、本当に現実になるかどうかはわからない。つまり、ストーリーは、「こういう流れをつくりたい」とか、「こういうことを起こしたい」とか、「こんなことが起きる可能性もある(そうなればプロデュースはすごい影響力を持つ […]

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