自分の蝶を放て!

40代からの自分プロデュース

先日、はじめてトークライブをやりました。 テーマは「40代からの自分プロデュース」。 40代というのは、仕事でも人生でも様々な転機が起きる。危機もあればチャンスもある。そして、転機に、自分を生かしていい勝負ができるかどうかが、その後の分かれ目になる。ではどうしたら、未来をひらく自分プロデュースができるのか。40代に、いい勝負をして未来をひらいた人は、何がよかったのか・・・というような話しをしました。 40代は、多くの人が守りに入る年代で […]

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(2)はじまりはビジョナリーに

プレゼンテーションの場面で、 ロジカルに話を積み上げないといけないと思うあまり、結論よりも背景や前提の整理から入りたがる人は結構います。 これは間違いです。 はじめに話すべきことは、「私は何をやってどんな状況を創りたい」ということです。特に、10分以内のプレゼンなら、絶対にこちらが正解です。 できれば30秒くらいでキーワードを盛り込んで話し、それを簡単に30秒から1分くらいで補足する、というはじめかたをすれば、聞く人のイメージをぐっと広 […]

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「熱き心」と「クールな頭」のつくり方(1)

熱く語れるようになりたい。 こう話す人に、この1年のあいだに、何人お会いしたでしょうか。 エンジニアが多かったです。 新しい仕事を取りに行くときに、エンジニアが大きな役割を果たすことは少なくありません。 エンジニアは、技術的な側面から情報提供を求められます。しかし、ただ現場の専門家としてしっかり受け答えしていれば新しい仕事がとれるかといえば、答えはNO。 かっこいいプレゼンをする競合に、いつも負けてしまう。 技術はうちの方が上なのに・・ […]

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誰もが傷ついているときに、すべきこと

3.11から一月あまり。 メディアでは非常に多くの悲劇の映像が流れてきました。 その記憶の蓄積はいまも、多くの人のこころに重たい悲しみを打ち寄せています。 いま、被災していない人たちと接していて、心配なことがあります。 たとえば、東京で働くビジネスパーソンたち。 東北出身者もいます。私もその一人。 しかし、自分自身は被災していません。 多少の不便はあっても、今後の仕事の不安はあっても、多くのビジネスパーソンたちは、とりあえず無事に日々を […]

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ビジョンを語る、ビジョンを聴く

いったい自分は何者か。自分のやりたいことは何なのか。どうすれば、やりたいことが実現でき、人の役に立てるのか。 ひとはみな、自分というものに強い興味、関心があるものだと思います。 しかし普段は、「あまり自分のことを考えたり話したりすると、独りよがりといわれかねない、もっと人の立場にたって考え、行動しなくては」と自制して、どこかで、自分本位にブレーキをかけてしまう。 それが、大人というものなのかもしれません。 しかし、人を幸せにするために継 […]

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「やってもいい」と自分に許可を出す思考

セミナーで、自分のビジョンを書いてもらうセッションをやることがあります。  ビジョンとは何か、ビジョンはどう言葉にすると実現しやすいか、といったことを知っていただくのが趣旨なので、どんなビジョンを取りあげてもかまいません。  「組織の一員として会社をどうしていきたい」というビジョンでもいいですし、「自分がプライベートでやっている少年サッカーチームのコーチとして、どんなチームにしていきたい」というビジョンでもかまいません。  ときどき、ま […]

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自分を生かして社会に役立つ

 2008年の末に『プロデュース能力』(日本能率協会マネジメントセンター)を出してから、1年半近くたちました。この間に、プロデュースについてのセミナーや、ビジネスプロデューサーを養成するワークショップをたくさんやるようになりました。  プロデュースとは、一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えること。  『プロデュース能力』のなかで、プロデュースを、こう定義しているのですが、時代の大転換期にあるいま、 […]

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「未来がひらける思考」は、人を優しく、そして強くする

 人は誰も孤独で弱い存在。  しかし、「未来がひらける思考」を持つことで強くなれる。優しくもなれる。  私は、そう思っています。  チャンドラーのハードボイルド小説『ロング・グッドバイ』で、主人公のフィリップ・マーローは 「どうして、あなたってそんなに強いのに優しいの?」と聞かれて答えています。 「強くなければ生きていけない。やさしくなければ、生きていく資格がない」  20年間コンサルタントをやってきて、この有名なフレーズは、ほんとうに […]

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