熱クー(3) プロフェッショナリティとビジョン
「熱き心とクールな頭のつくり方(略して「熱クー」)」の第3弾です。 今回は、プロフェッショナリティとビジョンが合わさると、魅力的な熱い語りを生み出すという話です。 プロフェッショナリティとは、特定の分野でしっかり飯が食えることをいいます。 ただ飯が食えるだけでなく、専門能力を生かし、誰にもできない仕事をして人に価値提供し、認められているというニュアンスが、この言葉にはあるといえるでしょう。 だから、プロフェッショナリティを持っ […]
「熱き心とクールな頭のつくり方(略して「熱クー」)」の第3弾です。 今回は、プロフェッショナリティとビジョンが合わさると、魅力的な熱い語りを生み出すという話です。 プロフェッショナリティとは、特定の分野でしっかり飯が食えることをいいます。 ただ飯が食えるだけでなく、専門能力を生かし、誰にもできない仕事をして人に価値提供し、認められているというニュアンスが、この言葉にはあるといえるでしょう。 だから、プロフェッショナリティを持っ […]
先週金曜日、写真家の佐々木啓太さんとコラボトークライブをやりました。 会場は代官山のカフェ「山羊に、聞く?」。 佐々木同士ですが、写真家とコンサルタント。かなりミスマッチ。 しかし、予想外の共通点がたくさんあり、一つのテーマで、違う側面から刺激的に話をぶつけ合い、深いところに、すっと入って行けてしまいました。 たとえば、素晴らしい評価を受けるすごい写真は、かならず酷評する人がいる、という話。 ビジネスプロデュースでも、同じことがいえます […]
先日、はじめてトークライブをやりました。 テーマは「40代からの自分プロデュース」。 40代というのは、仕事でも人生でも様々な転機が起きる。危機もあればチャンスもある。そして、転機に、自分を生かしていい勝負ができるかどうかが、その後の分かれ目になる。ではどうしたら、未来をひらく自分プロデュースができるのか。40代に、いい勝負をして未来をひらいた人は、何がよかったのか・・・というような話しをしました。 40代は、多くの人が守りに入る年代で […]
プレゼンテーションの場面で、 ロジカルに話を積み上げないといけないと思うあまり、結論よりも背景や前提の整理から入りたがる人は結構います。 これは間違いです。 はじめに話すべきことは、「私は何をやってどんな状況を創りたい」ということです。特に、10分以内のプレゼンなら、絶対にこちらが正解です。 できれば30秒くらいでキーワードを盛り込んで話し、それを簡単に30秒から1分くらいで補足する、というはじめかたをすれば、聞く人のイメージをぐっと広 […]
熱く語れるようになりたい。 こう話す人に、この1年のあいだに、何人お会いしたでしょうか。 エンジニアが多かったです。 新しい仕事を取りに行くときに、エンジニアが大きな役割を果たすことは少なくありません。 エンジニアは、技術的な側面から情報提供を求められます。しかし、ただ現場の専門家としてしっかり受け答えしていれば新しい仕事がとれるかといえば、答えはNO。 かっこいいプレゼンをする競合に、いつも負けてしまう。 技術はうちの方が上なのに・・ […]
3.11から一月あまり。 メディアでは非常に多くの悲劇の映像が流れてきました。 その記憶の蓄積はいまも、多くの人のこころに重たい悲しみを打ち寄せています。 いま、被災していない人たちと接していて、心配なことがあります。 たとえば、東京で働くビジネスパーソンたち。 東北出身者もいます。私もその一人。 しかし、自分自身は被災していません。 多少の不便はあっても、今後の仕事の不安はあっても、多くのビジネスパーソンたちは、とりあえず無事に日々を […]
いったい自分は何者か。自分のやりたいことは何なのか。どうすれば、やりたいことが実現でき、人の役に立てるのか。 ひとはみな、自分というものに強い興味、関心があるものだと思います。 しかし普段は、「あまり自分のことを考えたり話したりすると、独りよがりといわれかねない、もっと人の立場にたって考え、行動しなくては」と自制して、どこかで、自分本位にブレーキをかけてしまう。 それが、大人というものなのかもしれません。 しかし、人を幸せにするために継 […]
セミナーで、自分のビジョンを書いてもらうセッションをやることがあります。 ビジョンとは何か、ビジョンはどう言葉にすると実現しやすいか、といったことを知っていただくのが趣旨なので、どんなビジョンを取りあげてもかまいません。 「組織の一員として会社をどうしていきたい」というビジョンでもいいですし、「自分がプライベートでやっている少年サッカーチームのコーチとして、どんなチームにしていきたい」というビジョンでもかまいません。 ときどき、ま […]
2008年の末に『プロデュース能力』(日本能率協会マネジメントセンター)を出してから、1年半近くたちました。この間に、プロデュースについてのセミナーや、ビジネスプロデューサーを養成するワークショップをたくさんやるようになりました。 プロデュースとは、一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて「新しい何か」を創りだし、現状を変えること。 『プロデュース能力』のなかで、プロデュースを、こう定義しているのですが、時代の大転換期にあるいま、 […]
人は誰も孤独で弱い存在。 しかし、「未来がひらける思考」を持つことで強くなれる。優しくもなれる。 私は、そう思っています。 チャンドラーのハードボイルド小説『ロング・グッドバイ』で、主人公のフィリップ・マーローは 「どうして、あなたってそんなに強いのに優しいの?」と聞かれて答えています。 「強くなければ生きていけない。やさしくなければ、生きていく資格がない」 20年間コンサルタントをやってきて、この有名なフレーズは、ほんとうに […]
みなさま、こんにちわ。メディアフォーラムの佐々木です。 本日から、オフィシャルブログをはじめます。 コンサルの仕事を通して考えたこと、問題解決する思考・未来をひらく思考にまつわる話、そのほか、フィールドを歩いて出会った「ちょっといい話」など書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。