自分の蝶を放て!

コミュニケーション軸か、技術軸か

自分の得意なことを生かして仕事を続けられる人ほど、ストレスも不安も少ない。だが、だれにでも、得意を生かすだけではうまくいかないときがくる。 たとえば、発想力や独自の技術力を磨いて、組織の中でキャリアを積み、周囲から認められた人がプロジェクトリーダーに任命されたとき、まったく違う意識と能力が要求されることになる。 人をどう集め、その気にさせて動かすか。メンバーが気分よく力を出せる環境をどうやって創るか。メンバー間でトラブルが起きたときどう […]

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オンリーワンな勉強

だれにでも自分独自の重要な物語があるといったが、同じように、だれにでも自分にしかできない勉強をするチャンスがある。 自分の仕事の現場、あるいは自分で開拓したフィールドから学べることは非常に多い。 ところが、これを勉強と思うか、ただ金を稼ぐためにやっている労働だと考えるかの違いが、ものすごく大きな違いになってくる。 現場での実体験の中で自分の身についた能力が何なのか、自分で整理できた人は強い。プロジェクトを提案するときでも、転職するときで […]

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自分の物語を忘れるな

決断を下さなくてはならないとき、自分のポリシーをもっている人は強い。何かアクシデントが起きてもぶれずに済む。いつも「よって立つもの」があるから、不安に陥りにくい。それは、周囲にいる人の心をも安定させる。 ポリシーのしっかりした人、しっかりしていない人の違いは何か。 それは、どれだけ自分のした重要な体験に意味をつけて整理して、その体験を自分の中で再認識してきたか。また、それを人に話してきたかどうかの違いである。 様々な人に自分の体験を話し […]

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不思議な相性を大事にする

電話をして、相手が不在のとき、却って「この人とは縁があるな」と感じることがある。 電話をするのは、その日に電話する約束があったからだったり、相手から電話をもらったが不在で、折り返し電話しなくてはいけないときだ。 しかし、電話をかけなくてはいけないのだが、心のどこかで、いまはその人と話したくないな、と思うときがある。約束通り仕事が進んでいないとき、明日まで待ってもらったほうが、予定もはっきりして、スッキリした気分で自信をもって前向きの話が […]

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プロデュース能力が活路を拓く

だれでも、一番リスクの少ない選択をしたいと思う。そのために必要な情報をたくさん集め、できるだけ合理的で、だれもが賛成してくれるような選択肢を選びたいと考えがちだ。 じつは、この一見まっとうな考え方が、不安を増幅していることに気づいていない人は多い。ここにリスク管理の逆説がある。 いまの時代は、いくつかの選択肢の中から自分がいいと思うものをじっくり選ぼう、という姿勢でいると行き詰まる。選択肢が急に減ってしまったり、これを選べば、この先ずっ […]

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2020は V で行こう! 不安をとりさり希望をつくり直そう

あけましておめでとうございます。 令和2年 いきなりだが、 ことしは、V で行こうと思う。 Vとは・・・ 自国開催のオリンピックイヤー だから、Victory これが一つ。 ムードとして、はずせないだろう。 弊社(メディアフォーラム)としては、 Visionary People, Visionary Society を目指して、活動していく。 この、Visionary のV これが一つ。 そして、もう一つある。 いま、とても気になってい […]

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一億総クリエイター時代が来た!

 私は今、コンサルタントをしている。しかし、ビジネスマンとしての駆け出しは、コピーライター系の制作マンだった。  大学を出るときは、ノンフィクションライターになろうと決めていた。そして、文章修行と社会勉強のために、リクルートに入社した、はずだった。だが、その後、私は営業、商品企画、編集を担当し、その過程でコンサルタントの仕事に目覚めてしまった。コンサルの勉強をできる産業能率大学に転職し、35歳で独立し、今に至っている。  コンサルとして […]

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〈不安〉と〈危機感〉と ビジョン

不安と危機感のあいだには、大きな違いがある。 不安は、どうしょうもない(笑)。 危機感は、このままではマズイと明確に思っているので、行動を起こせる。 この違いだ。   だから、危機感は、生産的だ。 どうすれば、不安を危機感に「昇格」させられるか?   その答えは、「仮説」を立てることである。   もしXという状態があるなら、こうなるはずだ と仮説を立てると、「こうなった時」に備えた対策Yを考えることができる […]

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行き詰ったときは「問い」を投げよう

昨日、友人が結婚披露宴をあげた。 出席者たちは、親族以外は、コンサル、コーチ、講師業、社長業の方ばかり・・・。 夫婦ともコーチ業で40代で、とても影響力のあるひとなので、 こうなるのか、と思った。 出席者の特徴をざっくりとまとめてしまえば、 人を明るくする仕事をしている人々、といえるだろう。 そういう人たちが、これだけ、集まっている、 ということは、 それだけ、明るくなるべき人が、今の社会にはいて、 明るくしてくれる人を求めている、 と […]

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田舎と都会は、もっとつながれないだろうか?

  南フランスのトゥールーズに住む友人が、こんなことを言っていた。 トゥールーズに住む人は貧しい人が多い。 物乞いしないと生きていない人もたくさんいる。 しかし、街の人たちは、当たり前のように、施しをしている。 お金やモノをあげながら、おたがいに会話もしている。 まるで、昔からの知り合いのように自然に。 人々はみな、すれ違う時にあいさつする。 ちゃんと目と目を合わせて。 ボンジュール、ボンジュール、と。 「この街にいて、ふつう […]

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あおり運転から身を守る方法

あおり運転の容疑者が指名手配され、逮捕された。 ドライブレコーダーの映像も、TVで流れた逮捕劇も、劇画を見ているようだった。 あおり運転はなくなってほしい。 誰もがそう思っている。だからもっと取り締まってほしい、と。 最近、YouTubeで、パトカーがあおり運転をしたクルマを追いかける映像を見かけるようになってきた。ドライブレコーダーが普及してきた証拠だ。 あおり運転に対する警察の取り締まりは強化されている。 だが、遅い車に行く手をふさ […]

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ビジョンを1枚のシートにすると、世界が動きはじめる。

4月から「プロデュースコンサル養成スクール1期」をスタートしている。 先週日曜日は、そのDAY06(6回合目)だった。 1期生の皆さんに、ホワイトボードを使って 「ビジョンコーチング」の練習をやった。   その人のビジョンを、その人のinsideにあるものからひきだして、 outsideにある、ターゲット(個人やユーザー層や、組織、社会)の 求めている何かと結びつけて、その人が何をやればいいのかを 見出していくサポートの実践研 […]

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