自分の蝶を放て!

やりたいことがあるのに行き詰まる人の共通点






私は、これまで20数年間、コンサルタントとして1万人以上の「問題解決したい人」「何かを成し遂げたい人」と会ってきました。
相手は社長から若手社員まで、業種も職種もさまざまです。
やりたいことがあるのに行き詰まる人は、少なくありません。
そういう人たちのあいだには、ひとつの共通点があります。
それは、人をその気にさせるロジックを語れていないということです。





人をその気にさせるロジックがないということは、裏を返せば、自分自身もその気にさせられない、ということです。
ですから、やりたいことを人に語っているうちに、モチベーションが下がっていきます。
そして、やっぱりダメだな、となってしまうのです。





多くの人が、一生懸命考えてはいても、残念ながら良い思考になっていないのです。
良い思考は、問題解決と夢実現を可能にする最大の鍵です。





問題をしっかりと整理する
自分自身の置かれた状況を客観的につかむ
未来を描く
解決策を立て、未来への道筋をまとめる
自分をやる気にする
人をその気にさせて一緒に未来を良いものにすべく行動を起こす





良い思考はこれらを可能にします。
短時間に効率よく組み立てていけるかどうかの分かれ目は、思考を可視化して考えられるかどうかにかかっています。
可視化の方法はたくさんありますが、1冊のノートでできるようになります。
それが「考えるノート」です。





ぐちゃぐちゃになった頭を整理するのが苦手な人、人間関係でうまくいかずに悩んでいる人、大丈夫です。どうしたらいいかが見えてきます。
やりたいことを実現するために誰かに手伝ってもらいたい人は、かならず目に見える変化が起きます。
上司を説得できる提案書をつくることに苦労している人も、この方法で、きっと明るい展望がひらけてきます。





方法はとてもシンプルです。





ステップ1.頭に浮かんでくる言葉を書き取る
ステップ2.絵を描いて考える
ステップ3.真ん中に「問い」を書く
ステップ4.ノートの見開きに整理する





これだけで「普通のノート」は「考えるノート」になります。
次回は、なぜこの方法なのか?どんな意味があるのか?どんな効果があるのか?を具体的にお伝えします。