佐々木直彦の i to B ブログ

デジタルハリウッドで、アナログ授業

デジタルハリウッド大学大学院で、「プロデュース能力開発演習」という授業を担当するようになってから7年が経つ。 この授業は、大学院に入学したみなさんが、最初に受ける授業だ。 「デジタル」が名前についている学校だが、授業の前半は、アナログに、紙のノートを使って手書きしながら、プロデュースの基本を学んでもらう。 自分の中にある思いを魅力的に表出できるようにし、それが世の中のニーズや誰かの幸せにどう結びついていくかを、考えていく。 つまりins […]

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「なぜ」は、幸せをうみだす問い

目の前に「問い」があると、ひとは答えたくなる。だから考える。 そして、納得できる答えを探し出すために、自分と向き合うことになる。 答えは、すぐには出ないかもしれない。しかし、「問い」がある限り、いったん忘れていても、じつは頭のどこかで考えつづけている。だから、ふとした拍子に、これだ、とひらめいたりする。 「問い」にはいろいろあるが、ひとの意識を深層に向かわせる問いといえば、「なぜ、〜なんだろうか?」という問いだろう。 なぜ、私は彼女のこ […]

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なかった過去を妄想する癖は役に立つのか

加藤紘一さんが亡くなった。たった一度、加藤さんの地元鶴岡ですれ違ったことがある。ただそれだけの、風に触れた程度のご縁しかない。それでも、やはり加藤の乱のことを、私は思い出してしまう。 あのとき、加藤さんは、たった一人でも出かけていったほうが良かったのではないか? その思いが、ずっとあった。 「大将は討ち死にしちゃだめなんだから行っちゃだめだ」といわれながら谷垣さんに抱きかかえられるように押さえつけられていた加藤さんの映像を覚えている人は […]

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過去から未来に行くための「コアの探求」

 今年の7月から「プロデュース塾」をはじめた。  これまでさまざまな企業でビジネスプロデューサーを育成してきた3~6か月のプログラムがあり、それをベースにしているのだが、違う点もある。  一番の違いは、個人個人がコアを探求し、コアとつながる自分の軸がしっかりあるビジネスプランを作る、という点だ。  コアの探求は、様々な方法があるが、基本は3つだと思っている。  1つは「整理するコア」。自分のこれまでをきちんと整理するだけで見えてくるコア […]

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幸せなビジネスパーソンをうみだすカギは、i to B

 現代を生きるビジネスパーソンは、どうしたら幸せな人生をきりひらくことができるだろうか? そして、自分を生かした仕事をして、人を幸せにすることができるだろうか?  この、とても重要な問いの答えは、ずばり、i to B だと私は考える。  企業が、法人企業相手にアプローチするビジネスがB to B 、個人のユーザーにアプローチするビジネスがB to C 。  個人として、自組織であれ、お客様であれ、企業にたいしてアプローチして価値提供し、 […]

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成功する人の会話術

以前ビジネスプロデューサー養成コースを受講したX社のAさんに、3年後にお会いした。Aさんは、アドバイザーとして後輩受講者サポートのために来てくれたのだが、そこでAさんのコミュニケーションスタイルが大きく変わっていることに気付いた。 会話の際のストロークが以前とは明らかに違っていたのである。 具体的に言うと… Aさんは、相手の話を、穏やかな表情でうなづきながら聞く。そして相手の提案や主張をまずは肯定的にうけとめる。そして、良いところをほめ […]

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ワンシート企画書の罠

ビジネスプロデューサーの育成をしていて、これはちょっと考えないといけないな、と思うことがある。 それは、「ワンシートで提案書をまとめるのが重要」という企業のカルチャーだ。 企画書は一枚にまとめよ、という企業はたくさんある。意思決定者は忙しいので、提案は簡潔にわかりやすくしよう、という趣旨からはじまったことである。たしかに、一枚にすれば書類整理もしやすい。 さまざまな要素を一枚にまとめるのは大変だから、一枚なら大きい紙でもよい、ということ […]

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20年後、東京の街の風景はどうなるだろうか

真夏の六本木を歩いた。 ミッドタウン周辺からヒルズ周辺まで。 六本木は、プロデュース能力セミナーを初めて取り入れていただいたお客様企業の地元でもある。 東京商工リサーチの「社長の住む街」調査2014で、六本木は全国5位。1679人の社長さんが住んでいるという。2003年の調査では、六本木は88位で285人だったそうだ。このランクアップは、街の新しいシンボルであるミッドタウンや六本木ヒルズに住居スペースがあることと大いに関係しているだろう […]

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どうすれば会社は変わるのか

どうすれば会社は変わるのか 答えはいくつかあります。 その一つが、プロデューサーを育成すること。 プロデューサーはビジョンを描き、プランをつくり、一緒に考えたり動いたりしてくれる人を巻き込み、しかるべき人に提案して、実行できる状況を創りだしていきます。そして結果を出します。 新しい商品サービスを生みだしたり、会社の抱えている問題を解決したり、変革を起こすには、プロデューサーが必要なのです。 〈プロデューサーが1つ、新しい成果をカタチにす […]

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プレゼンに勝つ「答え」の出し方 4つめの謎のXとは

うれしい話がありました。 ある大手企業の営業幹部Aさん。 4社競合で、プレゼンに勝ったと。 詳しくは書けないのですが、お客様はこれまで取引してくれなかった大手Z社、競合相手はみな実績ある一流どころ。 プレゼンの前日、私は、全く別のテーマでAさんとディスカッションしていました。Aさんは、やりたいこと(それは是非とも実現して欲しいこと)があるのですが、実現への道筋を明確に整理できないでいましたので、こういうことじゃないですか? と絵を描いて […]

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ライブなライブな授業終了

3年前から、デジタルハリウッド大学大学院で「プロデュース能力開発演習」という授業を担当しています。 これが先週終わりました。 今年は、新しい試みをやりました。 受講者は60人ほど。全員に1冊のアナログなノートを買ってもらいます。そして、ノートを使って、自分のやりたいと思っていることが、誰の役に立つのか、考え、人に語り、アイディアやアドバイスや様々な情報を得て、8回の授業の中で、それを進化させていくのです。 デジタルハリウッド大学大学院は […]

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花娘たちのプロデュース、何かやらなきゃ!

東北の温泉町で3人の花娘に出会った。 秋田県鹿角市の古代遺跡「ストーンサークル」のすぐ隣にある花畑で、朝靄のなか、毎朝5時から手入れ作業に汗を流している。 0.4haの土地に、40種類の色とりどりの花が咲いている。 花娘たちは、おしゃべりしながら枯れた花を取り除き、水をやり、時期に合わせた植え付けをてきぱきとやっていく。 作業時間は毎日ちょうど1時間。米屋、八百屋、電気屋。3人とも、商売があるから、6時になると、さっとそれぞれクルマで帰 […]

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