コンサルタントの事件簿

自分を高めてから反省






反省できない人はダメだと思う。でも反省ばかりしている人はもっとダメだ。
だれでも、自分の中に素晴らしい部分をもっている。それに気づくと、人はタフになれる。自分を大事にして磨かなきゃ、と思うようになる。力が湧いてくるし、魅力的なオーラもでてくる。
いざというときに、自分を肯定できる論理構造を頭の中にもっている人は、つらいとき、危機に陥ったとき、一旦自分の悪いところは保留にしておく。そして、自分のいいところを再確認する。自分で自分を受け入れる。自分を許す。自分を慰め、自分を癒す。そうやって、自分の態勢を立て直す。
反省や懺悔はそれからでいい。そして、現実を受け入れる。そういう気持ちのプロセスが、タフな自分をつくるのだ。
だから、自分のいいところに磨きをかけることに日頃から、ときには厳しくハングリーに取り組むことは、非常に大事なのである。自分を高めてから反省すれば、本来は十あった反省点が、知らないうちに三くらいに減っている。
そのぶん、余計な悩みを抱えずに済む。片方で、自分を向上させていける。
これは、非常に効率がいい。こういう人は、人ともいいつきあいをする。
性格的に完璧に合うと思った人同士でも、しょっちゅう顔を合わせていれば、いろいろ問題が起きる。それが人間関係というもの。
いかに、相手のいいところとつきあって、悪いところとつきあわないでいくかというのは、いい関係を長く続ける秘訣なのである。
もちろん、ここは一発、喧嘩してもはっきりさせなくてはいけないというときもある。
だが、どちらでもいいこと、というのはけっこう多いのだ。
積極的な自己肯定の論理構造を頭にもっている人は、自分がタフになれるだけではない。人も癒せる。余裕をもって周囲を見渡して、自然体で、もっとも正しい判断ができる。みんなが、それで救われる。





危機に陥ったとき、一旦自分の悪いところは保留にしておく