自分の蝶を放て!

あなたの情熱が世界を動かす──プロデュース思考で一歩を踏み出す力






自分の“やりたい”を信じるところから、すべてが始まる





プロデュースとは、ただ計画を立てて実行することではありません。
そこにあるべき出発点は──「どうしてもやりたい」という強い気持ち





自分の中に湧き上がる情熱や直感、それこそが一番の説得材料になるのです。
構想の魅力や実現性、周囲の共感や信頼も、すべてはその感情から生まれるのです。





「自分が信じることを、自分の言葉で、自分にできるやり方で形にしていく」
それがプロデュース思考の原点です。










「正しさ」より「自分らしさ」が、構想を動かす





論理的な構築力やデータも大切ですが、最初に必要なのはそれではありません。
まず大事なのは、自分を肯定すること





偏りやこだわり、過去の経験やトラウマさえも、否定する必要はありません。
むしろそれらが、あなたにしか描けない独自の構想を生み出します。





「楽しい」「嬉しい」「こうしたい」──そうした直感的な感情を信じて動き出す。
個人的な動機から始まっていいのです。
自分本位で描いた構想を、どうすれば周囲にとって価値あるものにできるかを考えていく。
そこにこそ、プロデュースの創造性があります。










一人では実現しない。だからこそ「人の気持ち」に向き合う





プロデュースは、他者の力があってこそ進んでいきます
だから必要なのは、チームや協力者の気持ちを想像する力。





「この人はなぜ一緒にやってくれるのか?」「どんな貢献ができると感じているのか?」
参加者一人ひとりの感情や期待を汲み取り、その人の力を最大限に生かす設計が求められます。





人は、自分が肯定されたときにこそ本気になります。
「おもしろい」「役に立てる」「自分を活かせる」と思えたとき、人は自然にエネルギーを注ぐのです。










「あなたならできる」と言ってくれる人の存在





新しいことを始めるとき、理解されないことの方が多い
どれだけ構想に自信があっても、反発や批判があれば心は揺らぎます。





だからこそ必要なのは、信じて応援してくれる誰かの存在





「あなたは正しい、あなたならできる、私は信じる、応援する、一緒にやっていこう」
そんな言葉をかけてくれる人がいるだけで、人は何倍もの力を出せるのです。





これは、心理学の世界でも証明されています。
ロバート・エムディ博士(乳幼児精神医学の権威)によると、子供がはじめて何かに取り組むときに、やり方を教えてくれる人、見守ってくれる人がいて、うまく行ったときに喜んだり褒めてくれたりすると「やる気」を起こすという。





これは大人になっても同じです。
人はいつだって、自分を見守ってくれる存在がいるから前に進めるのです。










まずは、自分の思いを肯定しよう





プロデュース思考とは──
「自分を信じる力」と「人を信じる力」を両輪にして前へ進むこと。





誰かにとっての価値になると信じて、自分の構想にエネルギーを注ぐ。
それが、あなたらしい挑戦の始まりです。