コンサルタントの事件簿

自己紹介は武器になる






自分のことを話せる人は、人から聞き出せる人でもある。
相手にあわせて自己紹介できるということは、非常に大きな武器になる。そういう人は、相手からも、いい自己紹介をしてもらうことができる。
人は、相手の話に触発を受けると、はじめは話そうと思っていなかった内容を話す気になる。自分が考えていなかったような話題さえ話しはじめることがある。
それは、相手に、自分の中身を開いて見せられたからだ。
子供のときの体験というのは、そういう自己開示の大事な材料になる。
好きだったこと。夢だったこと。怒られたこと。いやだったこと。
子供の頃の自分が、紆余曲折を経ながらであっても、いまの自分とどうつながっているのかを話せれば、相手はさらに触発される。自分の中身を開いてみせてくれる。
自分の物語をうまく話せる人は、相手の物語もうまく引き出すことができるのだ。
「聞き上手」の中には、相手にあわせて自己開示しながら話を聞いていくというコーディネーター的要素が含まれる。
だから、聞き上手な人は、聞き役を務めながらも人間関係を構築できるのである。
聞き上手な人と話をすることは刺激的で楽しく、癒される。話そうと思っていた以上のことを話してしまうという現象が起きる。
聞き上手な人は、自分の興味、関心、こだわりを自分でわかっていて、それが、相手の中にある深い情報を探る力になっている。
相手との信頼関係をつくりながら、いざというときに、情報をくれたり、支援してくれるという人が、ここにも、あそこにもいるということになっていく。





いい自己紹介ができると、相手の物語も聞きだせる