自分の感覚を取り戻そう
日々忙しく目の前の仕事と格闘し、時が過ぎていく。ふと、これでいいのかと疑問を感じても、立ちどまる余裕すらない。自分のやりたかったことをやっていない事実は明らかで、いまの仕事に積極的な意味を見いだすこともできない。しかし、仕事をやめることもできない。忙し過ぎて家族ともまともにコミュニケーションできず、孤立していく。組織や仕事自体におかしな点を感じても、それを指摘すらできず、いつのまにか自分の角がただ丸くなって、疲れて元気がなくなり、次第に […]
日々忙しく目の前の仕事と格闘し、時が過ぎていく。ふと、これでいいのかと疑問を感じても、立ちどまる余裕すらない。自分のやりたかったことをやっていない事実は明らかで、いまの仕事に積極的な意味を見いだすこともできない。しかし、仕事をやめることもできない。忙し過ぎて家族ともまともにコミュニケーションできず、孤立していく。組織や仕事自体におかしな点を感じても、それを指摘すらできず、いつのまにか自分の角がただ丸くなって、疲れて元気がなくなり、次第に […]
プロデュースにはリスクがともなうように思われる。それは、その通りである。やってみなければどうなるか、はっきりわからない部分を残したままスタートするのがプロデュースであるから、リスクがあるのは当然なのだ。できるだけリスクを冒したくないという観点から、集団で合意がとれるような確実で安心な方法を最優先で選択することが、結局ベストなのだと考える人は少なくないだろう。しかし、何かをやってみようというアイディアがあるとき、あるいは、どうしても何かを […]
自分のテーマをもって生きるのは気持ちがいいことだ。いまの社会は、ものすごい量の情報が飛び交っている。けれど、自分が追いかけたいテーマがあると、それが切り口になって、情報が取捨選択される。頭の中もスッキリ整理される。自分のテーマについて、こんなことをやりたいのだと人に話す機会が多ければ、必ず、いい情報をくれる人が出てくる。人脈もできる。そうして、知らず知らずのうちに、自分の世界が自分の周りに広がっていくのだ。毎日、東京都心にある会社に通勤 […]
ビジョンは、迷った自分を救ってくれる。どんな方向に向かって進めばいいのかという明確なメッセージが、ビジョンにはあるからだ。ビジョンとは、「現場からは飛躍しているが実現を信じることができる魅力的な未来像」をいう。ビジョンのゴールイメージは明確だが、そこに到るプロセスはファジーでかまわない。途中でどんな道をたどってゴールにたどりついてもいい。明確なビジョンを描いている人は、回り道を楽しめる。一見、やりたいこととずれたことをやらなくてはいけな […]
仮説とは、100パーセントの論理的な裏づけがない不確かな事柄にたいして、核心に迫っていくために、推論して設定した「仮の真実」である。仮説は、見えないものを見えるようにする道具となる。「こう考えてみたら、辻褄があい、全体像が整理されるのではないか」「こういう未来を描けば、やる気が湧き、思い切り仕事ができるのではないか」というように推論を展開しながら、それに基づいた調査をしたり、実際に行動を起こして様々なことを確認し、仮説を検証しながら、見 […]