未来のヒントは過去にある
「昔の夢は諦めちゃったからなぁ」という人は多いだろう。 しかし、いまやっていることが、昔の夢と違っているとしても、過去と現在でつながっている部分はだれにでもある。 キャリアビジョンを描くワークプログラムをやってみても、ほとんどすべての人が、客観的に納得できる「いま自分がやりたいと思っていることにつながる自分の原点」を自分の歴史の中に探すことができる。 たとえば、子どもの頃、サンダーバードが好きで、テレビを夢中になってみて、プラモデルをす […]
「昔の夢は諦めちゃったからなぁ」という人は多いだろう。 しかし、いまやっていることが、昔の夢と違っているとしても、過去と現在でつながっている部分はだれにでもある。 キャリアビジョンを描くワークプログラムをやってみても、ほとんどすべての人が、客観的に納得できる「いま自分がやりたいと思っていることにつながる自分の原点」を自分の歴史の中に探すことができる。 たとえば、子どもの頃、サンダーバードが好きで、テレビを夢中になってみて、プラモデルをす […]
現状と実現したい未来の間に大きなギャップがあっても、描いた未来の実現を信じ、やる気になった瞬間に、何かが大きく変わる。本田技研の創業者、本田宗一郎氏は、まだ会社が浜松にある社員二十人程度の町工場に過ぎなかった頃から、「世界一のバイクメーカーになる」とみかん箱に乗って毎朝朝礼で宣言し、啓蒙しつづけていたという。彼の話すビジョンは、当時の「会社の現状」とは大きなギャップがあった。しかし、ビジョンの実現を信じる人たちは、ビジョンに向かってエネ […]
プレゼンは一方的なものではない。もともとプレゼンは、相手の協力のもとに、ある目的を果たすためのコミュニケーションだと考えたほうがいい。 だれでも、自分の情報を聴き出そうとしてやってきた相手がいれば、その相手がどんな人間かを気にする。そして、なぜそういう情報を知りたいのかを知りたい。相手の考え方やスタンスに共感できる程度によって、自分の話すスタンスを決めようという心理が働く。だからこそ、聴きだすためには自分自身のプレゼンが重要なのである。 […]
プロデュースは、自分の感情や直感、ひらめきを積極的に肯定して構想を進めていくものである。自分を肯定し、自分がやりたいことを追求する。自分を生かしてできること、自分が納得できること、自分が楽しいと思い、喜びを感じられることをイメージする。それを自分だけでなく周囲にとっての価値に転換する方法を考える。このことが重要なのである。ロジカルに考えるのは望ましいし、人を説得するために役立つ参考データが豊富にあるのも、もちろん望ましい。だが、それが思 […]
電話をして、相手が不在のとき、却って「この人とは縁があるな」と感じることがある。 電話をするのは、その日に電話する約束があったからだったり、相手から電話をもらったが不在で、折り返し電話しなくてはいけないときだ。 しかし、電話をかけなくてはいけないのだが、心のどこかで、いまはその人と話したくないな、と思うときがある。約束通り仕事が進んでいないとき、明日まで待ってもらったほうが、予定もはっきりして、スッキリした気分で自信をもって前向きの話が […]