やりたい仕事をやりつづけるために
雇われつづけるためのエンプロイアビリティ。好条件で転職するためのエンプロイアビリティ。この二つの観点のほかに、もうひとつ、エンプロイアビリティを考えるための重要な観点がある。それは、やりたい仕事をやりつづけるためのエンプロイアビリティという、三つ目の観点だ。ひとつの組織に雇われつづけてもいい。転職を繰り返してもいい。独立自営となってもいい。とにかく自分がやりたい仕事を見つけ、それを長期にわたって磨いていくことができれば、専門能力も高まる […]
雇われつづけるためのエンプロイアビリティ。好条件で転職するためのエンプロイアビリティ。この二つの観点のほかに、もうひとつ、エンプロイアビリティを考えるための重要な観点がある。それは、やりたい仕事をやりつづけるためのエンプロイアビリティという、三つ目の観点だ。ひとつの組織に雇われつづけてもいい。転職を繰り返してもいい。独立自営となってもいい。とにかく自分がやりたい仕事を見つけ、それを長期にわたって磨いていくことができれば、専門能力も高まる […]
エンプロイアビリティの基本になるのは、次の4つの能力である。 専門能力自己表現力情報力適応力 1の専門能力は、自分が何をもとに仕事をするかという基本のなかの基本で、これがなければエンプロイアビリティはうまれない。特定の領域に関する知識のたしかさや、問題解決する際の創造性、論理性、人間関係能力もふくめた腕のたしかさは、高いエンプロイアビリティの基盤になる。経験・実績・キャリアも、専門能力があってはじめて、つくっていくことができるものだ。 […]
「昔の夢は諦めちゃったからなぁ」という人は多いだろう。 しかし、いまやっていることが、昔の夢と違っているとしても、過去と現在でつながっている部分はだれにでもある。 キャリアビジョンを描くワークプログラムをやってみても、ほとんどすべての人が、客観的に納得できる「いま自分がやりたいと思っていることにつながる自分の原点」を自分の歴史の中に探すことができる。 たとえば、子どもの頃、サンダーバードが好きで、テレビを夢中になってみて、プラモデルをす […]
決断を下さなくてはならないとき、自分のポリシーをもっている人は強い。何かアクシデントが起きてもぶれずに済む。いつも「よって立つもの」があるから、不安に陥りにくい。それは、周囲にいる人の心をも安定させる。 ポリシーのしっかりした人、しっかりしていない人の違いは何か。 それは、どれだけ自分のした重要な体験に意味をつけて整理して、その体験を自分の中で再認識してきたか。また、それを人に話してきたかどうかの違いである。 様々な人に自分の体験を話し […]
不安と危機感のあいだには、大きな違いがある。 不安は、どうしょうもない(笑)。 危機感は、このままではマズイと明確に思っているので、行動を起こせる。 この違いだ。 だから、危機感は、生産的だ。 どうすれば、不安を危機感に「昇格」させられるか? その答えは、「仮説」を立てることである。 もしXという状態があるなら、こうなるはずだ と仮説を立てると、「こうなった時」に備えた対策Yを考えることができる […]